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履歴書の志望動機欄や志望動機書の書き出しによって、第一印象が左右されることがあります。
<書き出しが重要な理由>
企業の採用担当者は応募者からのたくさんの書類をチェックしています。
第一印象にもつながるこの箇所は、その後の内容に興味を持ってもらうためにも重要な部分と言えます。「書き出し」が端的でわかりやすく具体的であれば、応募者への理解がスムーズになりますし、好印象を与え、評価が上がることにもつながってくるでしょう。
<押さえておきたいポイント>
結論を先に伝える
物事を誰かに伝える際には結論から始めるというのは、志望動機以外の項目や面接でも言われていることです。最初に結論が書かれていることで、応募者がなぜ自社を志望するのかスムーズに理解が進められます。
端的に伝える
長々と書かれている文章は読みにくいだけでなく、ネガティブな印象を与えかねません。また、盛り込む要素が多すぎるのも避けたいポイントです。
応募企業が用いている言葉を使う
企業の求人や募集要項などを分析して、その企業が用いている言葉や、求める人物像を表現した言葉を意識的に使ってみましょう。共感ポイントが増し、好印象につながる可能性があります。ただし、その言葉の意味を理解せずに、知ったかぶりをして使ってしまうと逆に印象が悪くなる可能性もあるため、使用する際は注意が必要です。
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<書き出しでの注意点>
抽象的な表現は避ける
どこの企業にも当てはまるような抽象的な表現は、ネガティブな印象を持たれてしまう可能性があります。ホームページや求人を読み込んだり、転職エージェントから情報を得たりして、その企業ならではの具体的な情報を盛り込むようにするといいでしょう。
応募企業に関係のないことは書かない
応募企業には関係のないことを志望動機に書かれてもネガティブな印象を持たれるだけです。事業内容や仕事内容など、応募企業に対して魅力に感じた点や、やってみたいことなどを記載すると良いでしょう。
条件面に惹かれたと書かない
仕事内容ではなく条件面しか興味がないように思われる可能性があるので避けましょう。
紹介されたから志望したはNG
転職エージェントから紹介されて初めてその企業を知った、転職先として想像もしていなかったというケースは、異なる業界への転職の場合は少なくありません。だからといってそれを書いてしまうと、入社を熱望していないような印象を与えてしまうからです。
数多くの応募書類をチェックしなければならない企業の採用担当者は、まず志望動機の書き出しで、応募者が自社にどのくらい興味関心があるかを把握します。よって、志望動機の「書き出し」は応募者への評価や印象に影響を与える重要な部分です。企業に好印象を与え、書類選考の通過率向上などにつなげるためにも、紹介したポイントや注意点を考慮してまとめるようにしましょう。
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