意外と知らない保険の種類

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生命保険の加入を検討しているけれど、難しくてよく分からないと思ったことはありませんか?

 

<生命保険とは?>

生命保険とは、加入者がそれぞれ保険料を出し合い、万が一のことが起こった人に対して、保険料として集めたお金の一部を使用して損失に充ててもらう「相互扶助」という仕組みで成り立っています。この仕組みがあるからこそ、保険に加入をしている人は、万が一のときに保険金を受け取ることができて、有事への備えとしているのです。

<生命保険の役割>

1.死亡・高度障害への備え

保険の対象となる被保険者が死亡・高度障害状態になったときに、保険金を受け取れます。なお、高度障害状態とは、病気やケガにより身体の一定の機能が重度に低下している状態を言い、その状態については、各保険会社が契約内容や条件などを記した文書である約款に定めています。

2.病気・ケガの保障

被保険者が病気・ケガで入院した場合の入院費用や手術費用が保障されます。その他がんに特化したがん保険や、三大疾病、七大疾病など保障の対象となる疾病を限定した保険も数多くあります。

3.介護への備え

被保険者が、保険会社所定の要介護状態が継続している場合等 に、一時金や年金形式で保険金を受け取れます。

4.働けなくなったときの保障

死亡・高度障害には至っていないものの、ケガや病気で長期間働けなくなったときの収入の減少をカバーするための保険です。就業不能保険が代表的な商品です。

5.貯蓄にも活用できる

生命保険には、掛け捨てタイプと積み立てタイプの2つがあり、そのうち積み立てタイプの生命保険は貯蓄にも活用することができます。

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<具体的な種類>

1.死亡保険

定期保険

5年、10年のように保険期間が定まっている生命保険です。満期時や解約時に戻ってくるお金は全く無い「掛け捨て」タイプのものが多く、解約払戻金があってもごくわずかのことがほとんどです。

収入保障保険

保険期間が定まっていて、掛け捨てという点は定期保険と同じですが、万が一のことがあった際に、定期保険がまとまった保険金を一度に受け取れるのに対し、収入保障保険は年金形式で、毎月15万円、20万円という形で受け取れます。

終身保険

保障が一生涯継続する生命保険です。解約をすると、それまでの加入期間に応じて解約払戻金が受け取れます。

2.生存保険

保険契約の被保険者が、ある一定期間生存していた場合に、保険金が受け取れる保険です。

3.生死混合保険

保険期間中に死亡・高度障害状態になった場合は死亡・高度障害保険金、満期まで生存すると満期保険金が受け取れる保険です。死亡保険と生存保険を組み合わせているので、生死混合保険といわれます。

一言で生命保険といっても、死亡・高度障害を条件とする場合や、病気・ケガのときに備える医療保険などさまざまな種類があります。それぞれの特徴を理解して、自分にあった保険を選びましょう。

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