生命保険の種類と加入のメリット・デメリット

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<生命保険とは>

生命保険とは大勢の人で公平に保険料を負担しあい、その中からもしもの時に、保険金や給付金を支払うことを約束したものです。生活と家族のために備えるものと言えます。

 

<保険の種類>

1.死亡保険

被保険者が、死亡・高度障害状態になった場合に保険金が受け取れる保険で、定期保険、収入保障保険、終身保険などが該当します。

定期保険

5年、10年のように保険期間が定まっている生命保険です。満期時や解約時に戻ってくるお金は全く無い掛け捨てタイプのものが多く、解約払戻金があってもごくわずかのことがほとんどです。

収入保障保険

保険期間が定まっていて、掛け捨てという点は定期保険と同じですが、万が一のことがあった際に、定期保険がまとまった保険金を一度に受け取れるのに対し、収入保障保険は年金形式で、毎月15万円、20万円という形で受け取れます。

終身保険

保障が一生涯継続する生命保険です。解約をすると、それまでの加入期間に応じて解約払戻金が受け取れます。

2.生存保険

保険契約の被保険者が、ある一定期間生存していた場合に、保険金が受け取れる保険です。

3.生死混合保険

保険期間中に死亡・高度障害状態になった場合は死亡・高度障害保険金、満期まで生存すると満期保険金が受け取れる保険です。死亡保険と生存保険を組み合わせているので、生死混合保険といわれます。

以上が、生命保険の基本の3タイプです。

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<加入のメリットとデメリット>

メリット

生命保険に加入していれば、万が一のことが発生した際に保険金や給付金として保障を受けることができます。

また、死亡保険は相続対策としても活用できます。受け取る死亡保険金は一定金額まで非課税となり、相続税を抑えられるためです。

他にも、生命保険に加入し保険料を払い込んでいる間は、生命保険料控除として所得控除を適用できるため、所得税、住民税を軽減できるというメリットがあります。

デメリット

生命保険に加入すると、万が一への備えという安心と引き換えに、毎月の保険料の支払いが発生します。そのため、よく検討せずに必要保障額以上の生命保険に加入したり、同じ保障の商品に複数加入してしまうと、家計を圧迫する可能性があるため注意が必要です。

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